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禎子さんの思い身近に 母校・幟町小「平和資料室」お披露目 広島

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 広島で原爆に遭い、10年後に白血病で亡くなった佐々木禎子さん=当時(12)=の母校、広島市立幟町(のぼりちょう)小学校(中区)は12日午前9時~正午、校内に新設した「のぼり平和資料室」を市民らにお披露目する。次回以降は毎週金曜日に予約制で公開する。

 平和資料室は同小南校舎の1階に開設。禎子さんに関する資料と、同小や周辺の戦前・戦後の様子を紹介した資料計約100点を展示する。

 禎子さんの同級生だった理容業、空田寛美さん(75)=広島市南区=は開設を機に、赤色の折り鶴(高さ3・8センチ)1羽を同小に寄贈した。禎子さんが回復を願って病床で折った形見の折り鶴の一つで、自宅の仏壇にしまっていたという。空田さんは「小さい折り鶴だが、元気になりたいという禎子さんの思いが詰まっている。後輩の子供たちに、禎子さんと平和を身近に感じてもらえると思う」と話す。

 このほか資料室には、昭和期の笑顔の児童や米軍が空撮した原爆投下前後の同小一帯、復興する近隣の街の風景などをとらえた明治期から昭和31年までの写真も並ぶ。

 同小は地元の町内会長、岡部喜久雄さん(69)らの協力で、昨夏から校内に残る資料の整理や新たな資料収集を進めてきた。島本靖校長は「被爆体験の継承と平和の尊さを伝えることができれば」と話している。

 次回以降の見学は毎週金曜日の午前9時~正午。事前申請で受け付ける。問い合わせは同小(電)082・221・3013。

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