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シートベルト、やはり命綱 未着用で死亡、8割助かった可能性 滋賀県警分析

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 県内で昨年に発生した自動車死亡事故でシートベルトをしていなかった人のうち、約8割はシートベルトの着用で一命をとりとめた可能性のあったことが県警の分析で分かった。県内のシートベルト着用率は全国下位で低迷しており、県警は改めて後部座席も含めたシートベルトの着用徹底を呼びかけている。

 県警交通企画課によると、昨年1年間の自動車事故で乗車中に死亡した人(運転者、同乗者の合計)は21人。約半数の11人はシートベルトを着用していなかった。また、11人のうち約8割にあたる9人は、シートベルトを着用していれば助かった可能性があったという。

 シートベルトを着用していなかった死者の大半は、衝突の衝撃で車外に投げ出されたり、フロントガラスなどに身体や頭を強く打ち付けたりするなどしており、シートベルトの着用で致命傷を防げた可能性があるという。

 同課の後藤寛・交通事故分析官は「シートベルトを着用しないことがいかに危ないか示している」としている。

 県警や日本自動車連盟(JAF)の調査では、県内の一般道での運転席のシートベルト着用率は平成22年に95%と全国最下位に。その後、改善傾向にあるものの、昨年は98・2%の39位で依然下位にある。

 また、後部座席での昨年の着用率は44・6%。JAFによると、後部座席でシートベルト未着用のダミー人形を乗せた車で衝突実験を行った際、人形は前の座席などに衝突し、致命傷につながる激しい衝撃を記録した。

 同課によると、県内でもシートベルトを着用していなかった後部座席の男性がガラスを突き破って車外に投げ出され、死亡した事例があるという。

 同課は「すべての座席でシートベルトを着用してほしい」としている。

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