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【地方プレミアム】「札幌市時計台」って日本三大がっかり名所? 記者が真相に迫った

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 札幌農学校は同36年、北海道大学の現在地に移転したが、時計台は当時の札幌区に貸与され、同39年に市街地整備で約100メートル南の現在の場所に移転された。以来、戦争や火災を経ても焼けずに残り今の姿を保っている。昭和45(1970)年、歴史的建造物として国の重要文化財に指定。歴史ある建物なのだ。

■時計台の秘密

 「まちの発展、開発で時計台周辺に立ち並んだ近代ビルに囲まれていますが、よいこともあるんですよ」

 時計台を案内する札幌国際ブラザの外国語ボランティア、白取悦子さん(53)はこう教えてくれた。

 ビルに囲まれているからこそ冬季期間が長く、雪深い札幌で、当時の姿を今に残すことができた。ビルがある意味、防風林の役目を果たしているという。

 周囲の開発とともに移築の話もあったが、昭和41年の市議会で、現在の場所での永久保存が決議された。

 開拓時代に時計が設置されたのには理由がある。旧暦から変わった新暦を普及させるためだった。同様の時計塔が全国で72基設置されたが、現存しているのが3基。その中で最も古いのが札幌市時計台だ。

■本当にがっかり?

 記者が札幌市時計台を初めて見たのは平成20(2008)年の北海道洞爺湖サミット取材のときだ。

 もっと大きなものを想像していたが、ビルの中にたたずむこぢんまりとした時計台に拍子抜けした記憶がある。

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