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西鉄決算、売上高4・7%増で過去最高 国際物流など好調

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西鉄決算、売上高4・7%増で過去最高 国際物流など好調

 西日本鉄道は9日、平成30年3月期連結決算を発表した。売上高は前期比4・7%増の3751億円で過去最高となった。最終利益は5・1%減の115億円で2年連続の減益だった。

 国際物流事業でアジアを中心に電子機器部品の輸送が増えた。不動産業でも分譲マンションの販売が好調で、収入を押し上げた。

 一方、来春にも建て替えに着手する福岡・天神の「福岡ビル」のテナント移転補償費や、スーパー「西鉄ストア」の固定資産の減損処理などで特別損失が膨らみ、減益となった。

 また、鉄道・バスの運輸業の収入は、2%増の880億円だった。訪日外国人が幅広くバスを利用したことが寄与したという。

 鉄道・バスに関し倉富純男社長は、将来の人口減少を念頭に「大きな成長は期待できないが、私たちの事業の根幹であり、地域にブランドが築ける。行政に理解してもらいながら、一緒に住民の足を支えていくことに尽きる」と語った。

 31年3月期の連結業績予想は、売上高が4・8%増の3932億円、最終利益は7・5%減の107億円を見込んでいる。