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金色の面、優雅な舞 国重文「仏舞」、舞鶴・松尾寺で奉納

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 国の重要無形民俗文化財「仏舞(ほとけまい)」が8日、舞鶴市松尾の松尾寺で奉納され、多くの参拝客らが仏の面をかぶった舞人の優雅な動きに見入った。

 仏舞は同市の松尾、杉山の両地区の檀家(だんか)らが「松尾寺仏舞保存会」をつくり、同寺が釈迦(しゃか)の誕生を祝う5月8日に披露している。

 この日は僧侶の読経後、釈迦や阿弥陀、大日の各如来を示す金色の仏の面をかぶった舞人6人が本堂に登場。舞人らは舞台(縦2・8メートル、幅約2・5メートル)で、龍笛(りゅうてき)や篳篥(ひちりき)、太鼓など雅楽の調べにあわせ、ゆっくりと手を上下させる独特の舞を披露した。

 綾部市から訪れたピアノ教師、井上澄子さん(59)は「初めて見ましたが、厳かな気持ちになりました。雅楽にも感動しました。貴重な文化財ですね」などと話していた。

 松尾寺は西国三十三所の二十九番札所。仏舞は、奈良時代に唐から伝わった宮廷舞楽「菩薩(ぼさつ)」が起源とされる。同寺では江戸初期の寛永14(1637)年に行われていたことを示す記録が残り、約600年前に始められたと伝わる。昭和58年に府の無形民俗文化財、平成16年に国の重要無形民俗文化財に指定された。

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