PR

地方 地方

大川小訴訟 「上告理由、大義ない」原告、表情厳しく 宮城

Messenger

 東日本大震災の津波で児童ら84人が犠牲になった石巻市立大川小の訴訟をめぐり、仙台高裁判決を不服として上告する方針を固めた同市と、これを追認したかたちの8日の市議会臨時会。原告側の遺族7人が傍聴し、質問や討論を見守った。上告関連議案が起立採決で可決されるのを見届けると、厳しい表情で議場を後にした。

 閉会後の会見で原告団長の今野浩行さん(56)は「市長と議員が判決の内容を精査して採決に臨んだ結果であれば、受け止めようと思っていた」と傍聴席での心境を語った。

 ただ、期待とは反対の結果となったことに、「議論をみると、上告の理由に大義はない。納得できず、心が晴れない」と厳しい表情で話した。

 亀山紘市長は答弁のなかで、「最高裁に判断を仰ぎたい」と上告について理解を求めた。

 原告の一人、佐藤和隆さん(51)は「(市は)最高裁まで持っていって、国にお願いして大川小の教訓を伝えてもらいたいのではないか。市は人ごとなんだと悲しくなった」と口を堅く結んだ。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ