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熊野古道伊勢路の29年来訪者数33万7000人、3年ぶり増 英語の語り部養成 訪日外国人に対応

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熊野古道伊勢路の29年来訪者数33万7000人、3年ぶり増 英語の語り部養成 訪日外国人に対応

 東紀州地域振興公社は平成29年中の熊野古道伊勢路の来訪者数(推計値)は約33万7000人で、前年比2・9%増だったと発表した。前年を上回るのは世界遺産登録10周年の26年以来。同公社は、個人や小グループでの来訪などが要因と分析しており、「31年は遺産登録15周年なので、さらに誘客増に努めたい」としている。

 個人や小グループのほか、和歌山県に来訪した訪日外国人の一部が三重側の伊勢路にも足を延ばしていることも寄与した。英語の語り部養成講座が開かれているほか、世界遺産に登録されたさいにツアーを企画した旅行会社が再び注力し始めているという。

 これにより、松本峠やツヅラト峠、荷坂峠などが昨年に比べ7%から17%増加。手軽に歩くことができる観音道は約1・6倍、波田須の道・大吹峠は約2倍と大きく伸びた。

 熊野古道伊勢路の来訪者は世界遺産登録年の16年は約15万人だったが、登録10周年の26年には約42万9千人となった。その後、27年は約35万2千人、28年は約32万8千人と減少していた。