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バブル世代の遅咲き女性DJに福井のディスコ熱狂

週末に通うディスコで、DJブースに立つ中沢清美さん=福井市
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 大音量の懐かしいディスコミュージックに合わせ、扇子片手にお立ち台で踊る女性たち-。遅咲きデビューしたバブル世代の女性DJが福井市の夜の街を盛り上げている。がんや離婚を経験してつらい時期があったが、「年を重ねても楽しめるんだと、若い世代に希望を持ってもらいたい」と笑顔で話す。

 3月、市中心部にあるディスコで開かれたイベントに、約70人の客が集まった。DJブースに立つのは、地元でラウンジを営む中沢清美さん(54)だ。1970~80年代に流行したナンバーを14曲ほど流すと、ダンスフロアのムードは最高潮に。「次はチークダンスタイム。パートナーを見つけて」との声に合わせ、席に座っていた年配客も踊りだした。

 20歳で結婚。4人の子供を出産し、6人の孫にも恵まれた。若い頃から好きだったおしゃれを我慢し「末っ子が高校を卒業したら青春しよう」と、毎日ジーンズにトレーナーで育児に奔走した。だが44歳で胃がんが見つかり、腎不全を患っていた弟に腎臓移植もした。離婚を経て、「もらった人生、楽しまないと。自分のために生きよう」と思いを固めた。

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