PR

地方 地方

傘留太夫の花柳貴幸町さん「悔いなし、自分の力を出した」 山口・先帝祭

Messenger

 「練習は大変でしたが、師匠をはじめ周囲の方に助けていただき感謝しかありません。今持っている自分の力を出し切ることができ、ほっとしています」

 800年以上の歴史を持つ先帝祭で、五番(傘留)太夫を務めた。5人の太夫のうち、最も優れた踊り手が担うとされる。今回、初めて選ばれた。

 「決まった瞬間は『まさか』という思いでした。プレッシャーも感じましたが、安徳帝を慰霊する大役を果たすため、精進しようと決意しました」

 4月5日に、赤間神宮でおはらいなどの神事を行い、約1カ月間、猛特訓した。先帝祭は関門地域を代表する祭りだ。トリを飾る傘留太夫には、観客や住民から厳しい目が注がれる。

 晴天に恵まれれば人出は増えるが、太夫には過酷な環境となる。重い衣装を着て練り歩くと、汗でおしろいが崩れる。準備で休む間もなく上臈参拝に臨み、厳かな中にも躍動感のある外八文字を披露した。

 「満足してもらえるかは皆さんの判断ですが、私自身、悔いはありません」。当日の天気と同じ晴れやかな笑顔を見せた。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ