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ストレス緩和に「忍者風洋菓子」 三重大と名張の洋菓子店が共同開発

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ストレス緩和に「忍者風洋菓子」 三重大と名張の洋菓子店が共同開発

 忍者の携帯食を洋菓子にしたら-。こんな発想をもとに名張市の洋菓子店「モンパクトル」と三重大学が新商品を共同開発し、同大の認定ブランド商品として売り出した。漢方薬の成分が入っており、ストレス緩和などの効果が期待できるという。

 同店が2015年のミラノ万博や昨年のお伊勢さん菓子博にも出展した焼き菓子「かたやき小焼き」を、より伊賀・名張地域らしい商品にしようと、忍者をテーマにアレンジした。

 三重大は忍者の携帯食「兵糧丸」を調査。忍法に関する古文書では、漢方薬の材料である蓮肉、桂心、ヨクイニンなどを使うと記されており、新商品開発では主な6種類を配合することにした。これらにはリラックス効果のほか、滋養強壮、疲労回復効果もあるとされる。

 同店の吉島星日子さんは「洋菓子の要素を欠かさないように、和の風味と合わせることに苦労した」という。共同研究を担当した久松眞名誉教授は「ココナツミルクが入っており、東南アジアなどからの観光客にも受け入れられやすいのでは」と期待している。

 同店と同大生協で販売。55グラム入り540円。今後伊賀地域の他の小売店などにも販路を広げていくという。