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批判覚悟の自虐動画、東播磨県民局に明石市長抗議で配信停止

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 ■加古川市長は明石市を非難

 明石市など東播磨地域3市2町を地味な女性アイドルに見立てた動画を東播磨県民局が制作したところ、明石市の泉房穂市長から「自虐ネタの対象にするのはおかしい」などと抗議を受け、配信を停止したことが分かった。県民局は明石市の部分を削除するなどの対策を検討している。

 動画は県南部を「神戸ちゃん」「姫路ちゃん」「東播磨ちゃん」という女性3人組アイドルに設定。華のある「神戸ちゃん」と「姫路ちゃん」に挟まれ、目立たず控えめな「東播磨ちゃん」が周囲に励まされながら、明石焼きやかつめし、焼き穴子など自分の魅力を思い出す内容となっている。

 県民局は東播磨の知名度向上を狙い、約500万円で動画を制作。「多少の波風はたってもインパクトのある動画をつくろう」(担当者)と、批判を覚悟の上で3月に配信を始めた。

 ところが4月20日、泉市長から県民局の四海達也局長に電話で抗議があり、配信を停止した。県民局によると、泉市長は「明石市はプロモーションを進め、今や日の出の勢いだ。そんな明石を自虐のネタの対象にするのはおかしい。明石は加古川や高砂とは違う」などと訴えたという。

 これに対し、加古川市の岡田康裕市長はフェイスブックで「明石市は加古川市などの周辺市を露骨な形で比較し、自市がよりすぐれているように見せる手法で広報活動を展開してきた。非常に腹立たしい」と非難。泉市長は26日の定例会見で「自虐は自分がするから自虐。市民の声を県民局に伝えただけで抗議したわけではない」と釈明した。

 県民局には配信停止への批判や、近隣首長との根回し不足を指摘する声などが寄せられているという。県民局の担当者は「配信を一時停止したのは大変残念。何らかの形で再開し、東播磨地域への誘客につなげたい」と話した。

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