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“孫の声”で特殊詐欺被害防止 無人ATMに再生装置 京都府警綾部署、中筋小で収録

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 高齢者の特殊詐欺被害を防ごうと、綾部署は26日、綾部市立中筋小学校(同市大島町外山田)で、特殊詐欺への注意を呼びかける児童のメッセージを収録した。特殊詐欺の電話があった際、無人のATM(現金自動預払機)コーナーに自動音声再生装置を設置し、収録した“孫の声”のメッセージを流すことで、高齢者の被害防止を図る。同署によると、府内では初めての試みという。

 同署によると、府内では平成29年に320人が特殊詐欺の被害者となり、被害額は7億8千万円以上に上った。同署は被害者の多くを占める高齢者に「孫の世代の声」で呼びかけることで、注意喚起しようと発案。市内の小学校10校に協力を依頼し、人が近づくと録音を再生する自動音声再生装置計25基(予備含む)に、児童のメッセージを録音してもらっている。

 同署は特殊詐欺の電話があった際、即座に市内の金融機関の無人ATMコーナー計19カ所に自動音声再生装置を設置し、高齢者に注意を呼びかけるという。

 この日は中筋小6年の稲次優音(ゆね)さん(11)と岡田実菜さん(11)の2人がメッセージの収録に参加。同署生活安全課の渡邊和彦課長が「特殊詐欺の被害を一件でもなくしたい。地元のおじいちゃん、おばあちゃんに呼びかけてほしいので、よろしくお願いします」とあいさつ。2人は「おじいちゃん、おばあちゃんだまされないで。最近、特殊詐欺の被害が増えてるんだって」などとメッセージを吹き込んだ。

 稲次さんは「犯罪が防げたら、うれしい。特殊詐欺は許せないし、やめてほしい」。岡田さんは「おじいちゃん、おばあちゃんと詐欺の話をしたことはなかった。気を付けてほしい」と話していた。

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