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【ろっけんグルメ】三彩館ふじせい(岩手県一関市) 種類いろいろ、ひと口もち

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 一関地域におもてなし料理として伝わるもちが堪能できる店。一番人気は「ひと口もち膳」(1620円)。3×3の9つに仕切られた膳の真ん中に、甘酢味の大根おろしを置き、周りに8種のもちが盛られている。上段中央があんこ。そこから時計回りに、納豆、くるみ、じゅうね、ずんだ、えび、ごま、しょうが。さらに、お雑煮と香の物がついている。

 じゅうねはエゴマの実。ずんだは枝豆をすりつぶしたもの。「えびもちやしょうがもちはこの辺りでしか食べられない」と店主の伊藤信行さん(66)。えびもちは沼えびを炒めた後、だし醤油を回している。しょうがもちはシイタケに根しょうがのおろし汁を加え、さっぱりした味。

 実は、食べる順番がある。伊藤さんによると、「正式なもち本膳料理だと、大根おろしを口に含み、喉を潤してから、もちを食べる。最初はあんこ。その後に、くるみやしょうがなどの変わりもちを味わい、雑煮で締めくくる」のだそうだ。

 もちは毎朝つく。ひと口サイズなのは「いろんな種類の伝統もち料理を食べてほしいから」。毎月1日には、「つきはじめ」として、創作もちを1品サービスで提供している。ほかに、お雑煮だけ(650円)やひと口もちお好み3種(430円)、季節の海・山の幸をふんだんに使った「月替わり昼膳」(1620円)などを出している。

 一関地域には厳美渓や猊鼻(げいび)渓などの景勝地がある。伊藤さんは「ついでに立ち寄り、一関のもち文化に触れてくれれば」と話している。 (土樋靖人)

                   ◇

 ▽アクセス 岩手県一関市上大槻街3の53。JR一ノ関駅から徒歩3分。東北道一関インターチェンジから車で10分。14台分の駐車場あり。(電)0191・23・4536。

 ▽営業時間 午前11時~午後2時、午後5時~9時ラストオーダー

 ▽定休日 月曜日(12月は日曜日)

 ▽店主お薦めの店 手打ちそば屋「庵どう」(一関市大手町7の37)。つなぎなしの十割そばで、「そば本来の味が楽しめる」(伊藤さん)

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