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岡山・勝央で夏の味覚「温室モモ」収穫 露地物より1カ月半早く

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岡山・勝央で夏の味覚「温室モモ」収穫 露地物より1カ月半早く

 県内で唯一、温室モモの栽培に取り組む勝央町石生の農業、石川里江さん(65)の温室で25日、極早生品種のモモ「はなよめ」の収穫が始まった。26日から県内の百貨店で販売される予定で、露地物より約1カ月半早く夏の味覚が味わえる。

 温室内には「はなよめ」「日川白鳳」「白鳳」「おかやま夢白桃」の4種類計20本のモモの木があり、果実先端が赤く色づいた「はなよめ」が例年より1週間以上早く、収穫時期を迎えた。

 収穫されたモモは、直径約8センチ、約200グラム。玉太り、色づきともに良く、糖度も十分という。

 今年は1月末の積雪で、早めの加温を始め、開花が早まったこともあり、石川さんが栽培に取り組み始めて約30年間の中で、一番早い収穫時期になったという。

 石川さんは「冬の寒さを心配したが、順調に育ってくれたので安心した。『大型連休の前に、おいしいモモを届けたい』という願いがかなってうれしい」と笑顔で話した。

 収穫作業は6月初旬まで続けられ、例年並みの計約2トンの出荷量を見込んでいる。