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仙台市議会、いじめで中間報告書 遺族は不安隠せず

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 仙台市議会の全議員で構成する「いじめ問題等対策調査特別委員会」(佐藤正昭委員長)は25日、いじめによる自殺の再発防止や学校、児童生徒、地域住民などがこの問題に取り組む上での課題・対策などをまとめた中間報告書案を承認。斎藤範夫議長が中間報告書を郡和子市長、佐々木洋教育長に手渡した。斎藤議長は「児童生徒が安心して健全な学校生活を送れるよう、市と市教委が連携しながら取り組んでほしい」と述べた。

 郡市長は「市当局や市教委が取り組むべきことも多岐にわたり指摘されているので、連携して取り組む方向で検討したい」と述べた。いじめ防止条例の策定については、「なるべく急ぎたい。既に担当部局に検討を指示している」と説明、「理念にとどまらず」罰則も念頭に入れていると話した。

 佐々木教育長は中間報告書について、「真摯(しんし)にうけとめ、丁寧に対応していきたい」と語った。

 佐藤委員長は「私たちの気持ちとしては提言だと思っている。具現化し、実現し、いじめ自死がなくなることを願っている」と話した。

 また、仙台市内では昨年4月までの2年7カ月で、いじめを苦にした中学生の自殺が3件相次ぎ、このうち、市立折立中学校2年の男子生徒=当時(13)=の自殺から26日で1年となることについて、遺族が25日、コメントを発表した。

 コメントは「今現在もなお、寂しさと悔しさで涙が止まらない日々を過ごしております」と心境をつづり、「なかなか進まない調査に市長や(事案の調査を行う)第三者委員会の委員長が報道などでおっしゃられる『スピード感を持って調査する』とは何だったのかと思う毎日です」と、調査が進まない状態を不安に思う胸中を明かした。

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