PR

地方 地方

元NHK記者実刑 裁判員が会見「ひとごとのようだった」 山形

Messenger

 強姦(ごうかん)致傷罪などに問われたNHK山形放送局の元記者、弦本康孝被告(29)に懲役21年の判決を言い渡した山形地裁(児島光夫裁判長)の裁判員裁判。主文が読み上げられた瞬間、証言台の弦本被告は身じろぎもせず、前を見据えたまま。児島裁判長は「まだ若く想像力のあるあなたなら立ち直れる。いつの日か犯した罪と向き合うことを願っている」と説諭したが、弦本被告の表情が変わることはなかった。

 閉廷後、裁判員と補充裁判員が記者会見に応じ、これまでの公判でノートにメモを取り続けてきた弦本被告について、男性の補充裁判員は「ひとごとのように見えた。記者の仕事をしているようだった」と話した。

 被告は逮捕後から一貫して否認。法廷ではDNA型鑑定の信用性が争われた。

 裁判員を務めた会社員、佐藤哲夫さん(57)は「素人なので、DNA型鑑定をどのくらい信用していいのかという難しさがあった」と話した。別室からビデオリンク方式で証言した3人の被害女性について、「聞かれて嫌なことも質問されていたが、泣きながらでも話してくれた。勇気に感謝している」と語った。

 30代の女性裁判員は18日の論告求刑公判で、被告に「性犯罪がなくなるにはどうすればいいか」と質問した。会見では「性犯罪をどう思っているのか聞きたかった。立派な答えをしていたので、だったらどうして、という思いもあった」と語った。

 その上で、被告の将来について、「まずは反省してほしいと被害者も言っていた。罪を認めるところから始めてほしい」と話した。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ