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松江・月照寺で不昧公しのび「茶筌供養」

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松江・月照寺で不昧公しのび「茶筌供養」

 使い古した茶筌(ちゃせん)に感謝する「茶筌供養」が、松江市の月照寺で営まれた。茶道愛好家らが愛用の茶筌に別れを告げるとともに、当地に茶文化を根付かせた茶人大名「不昧公」こと松江藩主・松平治郷の遺徳をしのんだ。

 松江茶道会が昭和30年から続ける行事で、治郷の命日(4月24日)に合わせて松平家の菩提寺(ぼだいじ)である同寺院で、傷んだりして不要になった茶筌の供養と、茶会をおこなっている。

 境内の祭壇には、茶道家たちが持ち寄った茶筌約150本が供えられ、茶を捧げたり稚児が花を手向けたりしたあと、僧侶らが供養塔に茶筌を投じ、その労をねぎらっていた。