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災害に強い町づくりを 熊本・益城の区画整理事業進む

平成28年5月13日(左)と今月7日の熊本県益城町。倒壊した家屋が撤去され更地が広がる(小型無人機から)
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 熊本地震で大きな被害を受けた熊本県益城町で、災害に強い町づくりを目指し、中心部を対象とした区画整理事業が進む。同町内には、2度目の震度7を観測した「本震」を引き起こした布田川断層帯が通る。

 地震によって、町内の住宅約1万棟の約6割が全半壊となった。当初は災害廃棄物を積んだトラックが仮置き場前で列をつくり、建物解体にも遅れが出た。破砕・選別機を入れた2次仮置き場が整備されると作業は加速、公費解体と廃棄物処理は今年3月末に終了した。

 区画整理事業の対象は、被災し撤去中の町役場がある木山地区の28・3ヘクタール。住宅も多数あり「地震直後は倒れた住宅や塀が道をふさぎ、緊急車両の通行を妨げた」(町担当者)。教訓を踏まえ、計画では道路の幅を広げ、避難所となる公園を地区ごとに配置する。

 3月に町の都市計画審議会が計画案を可決し、今後国の認可を得るが、事業全体のスケジュールは見えていない。

 町によると、地権者約410人の約8割が計画に賛同。ただ中には「自宅再建の方針が決められない」と見通しの見えない不安を口にする人もいる。

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