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銀山・大森地区の武家屋敷「宗岡家」、修復終え21日から公開 島根

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 ■世界遺産に新たな拠点

 島根県大田市大森町の国重要伝統的建造物群保存地区内にある武家屋敷「宗岡家」の修理が、終了した。施設を所有する市は今月、土・日曜・祝日の一般公開を始めたところ、最大震度5強の地震が発生。建物自体に被害はなかったものの公開に携わる職員を確保できず14、15日は休館に。21日から公開を再開する方針で、さらに夏には当初計画どおり、宿泊や貸し館の機能も持たせる。市は、世界遺産・石見銀山遺跡の核となる大森地区の新たな拠点として期待を寄せている。

 宗岡家は、江戸時代以前から銀山開発に関わり、初代当主は佐渡金山などでも活躍。江戸時代の石見銀山では「地役人」「同心役」などとして鉱山経営の要職を担った。現存の屋敷は、天保9(1838)年の建築とみられ、市史跡。市は平成25~29年度、残っていた2階建ての主屋や土蔵、平屋建ての離れを保存修理。失われていた納屋や蔵前、渡り廊下、塀は資料を基に復元整備した。総事業費約1億1145万円。

 施設の公開は土・日曜・祝日の午前9時~午後5時で、入館無料。12~3月は公開を休止する。宿泊は、離れを使えるよう設備を整えており、世界遺産でのフィールドワークを希望する学生や若手研究者らを主な対象者とする。貸し館を含め、それぞれ料金体系や運営形態などを検討中。市は「世界遺産への来訪者と市民の交流を図り、石見銀山遺跡や大森の街並みなどについて理解を深める場としたい」と期待している。

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