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訪日外国人に奈良酒PR 県がガイドブック発行 在日20年の英国人、トーマスさん監修

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 国際的な日本酒ブームを受け、県は奈良の地酒「奈良酒」を外国人観光客にPRするガイドブック「NARA SAKE GUIDE BOOK 神酒礼賛~In Praise of Nara Sake~」を発行した。日本酒をこよなく愛する在日英国人男性が監修。「清酒発祥の地」とされる奈良の地酒を堪能できる酒蔵や店舗を英語で解説しており、インバウンド(訪日外国人客)の取り込みを後押しする一冊として期待されている。

 国税庁が発表したデータによると、昨年の清酒輸出総額は186億7918万円(前年比19・9%増)と8年連続で前年を更新し、過去最高を記録した。一方で、県観光プロモーション課の担当者は「日本酒といえば奈良、というイメージが外国人観光客にはまだまだ根づいていない」とPR不足を痛感し、ガイドブックを制作したという。

 監修を手がけたのは、英マンチェスター出身の映像作家、アンドリュー・トーマスさん(51)=奈良市。日本で暮らして20年になるトーマスさんはもともと日本酒の愛飲家だったが、平成24年に移り住んだ奈良市のバーで「風の森」(油長酒造)に出合って以来、奈良酒に魅了されたという。自身が「プレミアムクオリティ」と太鼓判を押す奈良酒を世界に発信したいという思いから、監修の依頼を快く引き受けた。

 ガイドブックでは、「春鹿」で有名な「今西清兵衛酒造」(奈良市)など、通訳なしでも試飲や蔵見学ができる5つの酒蔵を紹介しているほか、奈良酒を取りそろえた近鉄奈良駅周辺の店舗を網羅した「Nara Sake Map」を掲載。「清酒発祥の地」とされる奈良の地酒の歴史や、秒単位で味が変化するという酒造りの様子、トーマスさんの奈良酒に対する熱い思いを語ったインタビュー記事も読み応えがある。

 トーマスさんは「観光ではリピーターがとても大事なので、日本酒を観光客にアピールできれば日本の経済は進化する。(ガイドブックを読んで)ビギナーからリピーターになってほしい」と話していた。

 ガイドブックはB5判14ページで3千部発行。県観光プロモーション課や猿沢イン(奈良市)で無料配布しているほか、市内のゲストハウス、訪日外国人向けの奈良観光ガイドホームページ(https://www.visitnara.jp/travel-tips/#tips-brochure)でも閲覧できる。

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