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「端午の節句」を前に出雲の工房で「ガラスの兜」作りピーク

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「端午の節句」を前に出雲の工房で「ガラスの兜」作りピーク

 「端午の節句」(5月5日)を前に、島根県出雲市斐川町の工房で、ガラスの兜(かぶと)作りが最盛期を迎えている。透き通るような美しさを備えた変わり種の兜が、季節のインテリアとしても喜ばれそう。

 一昨年夏にオープンした「ガラス工房Izumo」が今年初めて、季節限定の商品として兜を本格的にラインアップした。工房では川辺雅規さん(46)とかわなべかおりさん(40)の夫婦が、二人三脚でガラス製品作りに当たっており、兜については雅規さんが製作を担当している。

 ガラスを3層に重ねて金箔(きんぱく)や銀箔(ぎんぱく)の模様を巻き込み、きらびやかな姿に。ツノや飾りなどを付けて、力強い兜に仕上げている。ガラスの原料を熱して吹き、冷ましたり削ったりして1個仕上げるのに約10時間。1日に10個程度を並行して製作している。「とくにツノなどを取り付けるときには、熱しすぎず冷やしすぎないよう温度を一定に保つのが難しい」と話している。

 兜のバリエーションは、色や模様などの違いで約10種類。全体が透き通ったクリスタルタイプもある。問い合わせは同工房((電)0853・77・5159)。