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広島銀行本店ビル建て替え 33年完成予定 ランドマークに

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 広島銀行は、広島市中区紙屋町の本店ビルを建て替える。新本店ビルは19階建ての本店棟などで構成し、平成33年1月に完成予定。工事期間中は、南区西蟹屋の旧「ひろしまMALL」跡地に仮移転して営業を続ける。

 旧本店ビルは、高度経済成長期の昭和40年に建設。地上9階、地下2階、延べ約2万9千平方メートル。耐震化していたが、築53年が経過して老朽化したため今回建て替える。

 新本店ビルは、本店棟(地上19階、塔屋1階、地下1階、延べ4万3500平方メートル)と駐車場棟(屋上利用の地上5階6層)で構成。南海トラフ地震などの大規模災害を想定した免震構造を採用する。

 西向きの立地特性に配慮し、細やかな庇(ひさし)や、自然換気効果を高めたエコボイド(建物の四方に配した風の塔)を設置。ヒートアイランド現象緩和に向け、テラスや屋上を緑化するなど環境配慮型ビルとする。

 建て替えを前に旧本店ビルでは「解体祭」があり、行員や施工会社の関係者が出席。厳かな祝詞(のりと)奏上などの後、出席者の代表が槌を壁に打ち付ける仕草をする「解体の儀」などが営まれた。

 池田晃治頭取は「旧本店ビルは、高度経済成長やバブル経済、リーマンショックなど、さまざまな経済状況を見てきた。解体するのは感慨深い」とする一方、「新本店ビルをランドマークとし、総合金融サービスを提供していきたい」と話した。

 解体前の旧本店ビル内も報道陣に公開された。

 銀行の“心臓部”とも言える地下の大型金庫は扉が人間の背丈ほど高く、扉だけで重量は「バス1台分」(担当者)もあるという。金庫内には、顧客から預かる貴重品などを管理するケースが壁一面にずらりと並んでいた。

 これまで窓口として使われていた1階フロアも、すでにカウンター内の事務用品などが撤去され、がらんとしていた。

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