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日光市長に大嶋氏初当選 5票差大接戦 「財政立て直し」意欲

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 任期満了に伴い、15日に投開票された日光市長選は元市議の大嶋一生氏(53)が、元副市長の阿部哲夫氏(68)=自民推薦=らを破り、初当選した。無所属新人4人の混戦となり、大嶋氏と次点の阿部氏はわずか15票差という大接戦。一夜明けた16日、大嶋氏は「厳しい市の財政を立て直す」と新市政への意欲を示した。投票率59・87%は過去最低だった前回(62・53%)を2・66ポイント下回った。

 大嶋氏は、前回に続く2度目の挑戦。「市政に新風を」と行財政改革などを訴え、現職に敗れた前回の雪辱を果たした。

 15日深夜、日光市土沢の事務所には、理事長を務めた今市青年会議所のOBや支援した議員、地元地区住民らが詰めかけ、大興奮。涙を見せる支持者もいた。阿部氏と15票差だった最終結果が分かると、どよめきに続いて大歓声と拍手に包まれた。大嶋氏は万歳三唱の後、「言葉が出ない。ここにいる皆さんのうち、誰がいなくても勝てなかった。仕事でお返ししたい」と深々と頭を下げた。

 一夜明けた16日、事務所で記者会見し、僅差の選挙結果について「手放しで笑ってはいられない」と引き締めた。市政運営に関しては「(日光市は)財政的に逼迫(ひっぱく)している。まずは職員と危機感を共有し、強い職員集団づくりから始めたい」と意気込みを示した。

 阿部氏は引退する斎藤文夫市長の後継として「安定した行政を継続させる」と訴え、自民党の議員や福田富一知事も応援に駆け付けたが、競り負けた。薬剤師の長谷川敬氏(49)、元市議の斎藤敏夫氏(67)も及ばなかった。

 市長選と同日程の市議選(定数24)は16日未明まで開票作業が続いた。現職20人、新人4人が当選。党派別は公明、共産が各2人、社民1人、無所属19人だった。

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