PR

地方 地方

昔懐かしい古民家、ミニチュア模型に 中谷夫妻の作品、淡路市で48点展示

古い日本家屋など48点が展示された「古き良き時代のいにしえの風景展」=16日、淡路市多賀の県立淡路文化会館
Messenger

 淡路市尾崎の中谷堯(たかし)さん(82)と日出子さん(78)夫妻が作ったミニチュア古民家などを展示した作品展「古き良き時代のいにしえの風景展」が同市多賀の県立淡路文化会館で始まった。29日まで。

 中谷さんは平成7年の阪神・淡路大震災で淡路市尾崎にあった実家が全壊。当時は明石市在住で空き家だったためけが人などはなかったが、「寂しくて、何とか実家の風景を残したい」と模型づくりを開始。以来、古い家屋の模型づくりが夫婦共通の趣味となり、各地に出掛けては古民家などを見学し、身近な素材で再現してきた。

 島内外で作品展を開催しており、今回は白川郷の合掌造りや京町屋、淡路の古民家での結婚式の様子など日本の原風景のような作品計48点を展示。建物は主に木材と粘土で造形され、かやぶき屋根はワラや麻ロープなど試行錯誤の結果、ホウキの穂先を利用しているという。夫妻は「何の素材を使ってどう作るか、お金をかけずに自分でアイデアを考えて作るのが面白い」と話す。

 家の中には着物を着た人形がいたり、小さなちゃぶ台や料理が作り込まれていたり。また多くは電灯がともされており、建物からもれるあかりが温かな雰囲気を伝えている。中谷さんは「昔はこんな風だったと懐かしがってもらったり、若い人には昔の暮らしや日本の伝統を知ってもらったりする機会になれば」と話していた。午前9時~午後5時。問い合わせは同会館(電)0799・85・1391。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ