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子供歌舞伎が4万人魅了 長浜曳山まつり

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子供歌舞伎が4万人魅了 長浜曳山まつり

 長浜曳山まつりは15日、最大の見どころとなる本日を迎え、長浜市宮前町の長浜八幡宮で呼び物の子供歌舞伎が豪華絢爛(けんらん)な曳山の舞台で奉納された。子供役者の大熱演に、約4万人の観衆から拍手と歓声がわいた。

 子供歌舞伎は猩々(しょうじょう)丸(舟町組)、鳳凰山(祝町組)、高砂山(宮町組)、寿山(大手町組)の順に公演。あでやかな歌舞伎衣装の子供役者が登場し、名場面では「大見得(みえ)」を切って見物人たちを魅了した。このあと、曳山は笛太鼓の囃子(はやし)とともに市街地に繰り出し、参道の辻で上演しながら御旅所に到着した。前日の14日夜には、子供役者が練り歩く“前夜祭”の「夕渡り」も行われ、祭りムードを高めた。

 長浜曳山まつりは、平成28年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されるなど年々注目が高まっており、今年は日曜日と重なり多くの人出でにぎわった。岡山市の会社員、藤沢壽(ひさし)さん(57)は「子供役者の演技のレベルが高く、本物の歌舞伎を見た思い。熱意を感じた」と話していた。