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新温泉・秋葉神社の春季例祭「麒麟獅子舞」優雅に奉納 火除け、五穀豊穣祈願

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新温泉・秋葉神社の春季例祭「麒麟獅子舞」優雅に奉納 火除け、五穀豊穣祈願

門付けをする「千谷麒麟獅子舞」=新温泉町 門付けをする「千谷麒麟獅子舞」=新温泉町

 新温泉町千谷地区の秋葉神社で15日、春季例祭が行われた。地元の民俗芸能「千谷麒麟獅子舞」が神社に奉納され、火除けと五穀豊穣(ほうじょう)を祈願した。

 同地区は江戸末期に大火があり、集落のほとんどが焼けるという大惨事があった。後に集落を見下ろす高台の秋葉神社を「火の神」として、村人有志が麒麟獅子舞を奉納。以来、春と秋の年2回、麒麟獅子舞が全戸を回り、家内安全などを祈願して、門付けする行事を続けている。

 この日は同神社で神事があり、氏子らが見守る中、保存会の男性らが麒麟獅子舞を優雅に奉納。その後、猩々(しょうじょう)と榊(さかき)と一緒に、「火除け」などを祈願する使いとして、門付けしながら地区内の約60戸すべて回った。

 西脇明区長は「江戸時代に始まって、現在まで休まずに続けている地区の伝統行事。後継者不足もあるが、今後も伝統を絶やさずに続けていきたい」と話した。