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【甲信越ある記】出雲崎・良寛記念館 心に染み入るユニークな遺墨

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 今は6月末までの予定で「良寛の実像展」が開かれている。展示作品は遺墨をはじめ、良寛像の絵画や彫像、良寛の長歌を描いた絵画など37点。永寶館長によると、出生や出家、辞世の言葉などに諸説がある良寛の生涯を紹介し、どういう人物だったかを感じ取ってほしいとの思いから企画したという。「最近では、結婚も経験したのではないかとの説もあります」

 遺墨の作品は文字の間隔を空けたり、余韻を持たせる余白や脱字もあるなど、まさにユニーク。「全く同じものを書き遺していません」(永寶館長)。タッチは柔らかく、変体仮名の文字は素人には読み取れない。ただ内容は分かりやすく、良寛の思いや教えが心に染み入る。

 記念館に隣接する「良寛と夕日の丘公園」に立ち寄った。眼下に日本海を望み、正面に佐渡島、右手に神山の弥彦山が見える。桜の花も美しい。「にいがた景勝100選」の1位に選ばれたのもうなずける。帰り際、記念館前のレストラン「ブラッスリー・カフェ・ルポ」でオムライスを注文した。ふわふわ、とろとろの食感が素晴らしい。お薦めです。(村山雅弥)

                   

 ◆良寛記念館 出雲崎町米田1。北陸道・西山インターチェンジ(IC)から車で約15分、長岡北スマートICから約20分。JR越後線・出雲崎駅からバスで約7分、下車後徒歩約5分。入館料は一般400円、高校生200円、小中学生100円。団体割引がある。開館は午前9時~午後5時。休館日は11~3月の水曜(祝日を除く)。4~10月は休館日がない。問い合わせは同館(電)0258・78・2370。

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