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【みちのく会社訪問】小山製麺(岩手県奥州市) 名物のうどんや即席麺、開発力に定評 

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【みちのく会社訪問】
小山製麺(岩手県奥州市) 名物のうどんや即席麺、開発力に定評 

小山製麺が販売する人気の麺。バラエティーに富んでいる=岩手県奥州市 小山製麺が販売する人気の麺。バラエティーに富んでいる=岩手県奥州市

 岩手県奥州市を代表する製麺業者だ。主力は乾麺で、とろろを擦り込んだ「とろろうどん」が看板商品として長年親しまれてきた。

 昭和50年入社の2代目、高橋政志社長(63)が営業担当となり、全国で新規取引先を開拓、売り上げを大幅に伸ばすことができた原動力が細うどんの「とろろうどん」だった。何より、乾燥工程に24時間以上かけて無理なく除湿、きめ細かなうま味のある高品質な同社のめんづくりが功を奏した。

 商品開発にも定評がある。すいとんとワンタンの製造技術を生かした幅広な「ぺろっこうどん」は奇抜さ、ツルッとしたこしのある食感が関東圏で人気だ。平成28年に東北限定で販売を始めた1個250円(税別)のインスタント麺「前沢牛らーめん」「秋刀魚らーめん」「白金豚らーめん」は短期間で同社の主力商品に成長した。

 これらの商品開発を手がけたのは2代目の長男、高橋智之専務(34)。修業のため製粉メーカーで3年間勤務し、9年前に入社した。1カ月の3分の1は東京出張で、短期間に変化する消費者ニーズを的確にとらえて斬新な商品開発に役立ててきた。

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