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堺山之口商店街、シニア向けサークルでにぎわいを 4月スタートの「カメラ・写真」講座も活況

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 高齢者に新たな学びや居場所を提供しながら、商店街を活性化させようと、堺市堺区の堺山之口商店街で行われているシニア向け生涯学習サークル「堺ヤマノクチ大学」が人気を呼んでいる。4月からは、これまで参加しにくかった男性にも多く参加してもらおうと、新たな講座もスタートした。

 「撮った写真をパソコンで加工できるのも楽しいですよ」「今は絞りもシャッタースピードもデジタル化されています」-。3月末に商店街の貸しスペースで開かれた「カメラ・写真」講座の無料体験会で講師からレクチャーを受けると、参加した高齢者が熱心に聞き入っていた。この日は、男性講師が一眼レフカメラとミラーレスカメラの機能や性能の違いを説明した後、撮影のテクニックなどの解説が行われた。参加した、堺市堺区の岡村文子さん(67)は「昔カメラを使ったことがあったが、長い間遠ざかっていた。仕事をやめて、また始めようと思い、参加した」と話した。

 堺ヤマノクチ大学は、平成29年10月、一般社団法人日本生涯学習普及協会代表理事・大井尉行さん(51)が始めた。

 ファイナンシャルプランナーとして働いていた大井さんは、退職後に引きこもりがちになる高齢者を多くみてきたといい、高齢者が集まり、楽しめる場を作りたいと考えたのがきっかけという。また、堺のまちおこしイベントなどに携わってきた中で、堺や南大阪の発展のためには、昭和初期まで「モノを落とすと拾うことができない」といわれるほどにぎわった堺山之口商店街に活気を取り戻すことが必要と考え、商店街での開催を決めたという。

 昨年10月から、商店街内の貸しスペースを使い、英会話やヨガ、絵画などのサークルを開いたところ、これまで約30人が受講。だが、その8割が女性だったことから、男性にも参加しやすいようにと、4月からは今回、無料体験会を開いた「カメラ・写真」といった男性向けの講座もスタートした。

 大井さんは「商店街で開講することで、かつての『にぎわいの記憶』を喚起したい。多くの人に参加してもらい、商店街の再生につながれば」と話している。毎週水曜開講で、受講料は1カ月4千円程度。問い合わせは、同協会(電)072・227・3516。

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