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熊本城のしゃちほこ、2年ぶり大天守に設置

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 平成28年4月の熊本地震で被災し復旧工事が進む熊本城天守閣の大天守(高さ約30メートル)で6日、しゃちほこ2体の設置に向けた作業が始まった。地震で最上部の屋根から落下して壊れ、昨年新たに復元された。28日にも、2体がそろい約2年ぶりに被災前の場所に姿を現す。

 この日は、雨が降りしきる中、大天守の西の端に載せる1体がゆっくりとクレーンでつり上げられ、固定のための調整が続いた。大天守の最上部は3日、覆っていた仮設屋根が撤去され、真新しい瓦がふかれた屋根がお目見えしたばかり。

 大天守用に復元されたしゃちほこは高さ119センチ、重さ約100キロで、ぎょろりとした目やイチョウの葉のような尾ひれが特徴。先代を制作し、80歳で死去した熊本県宇城市の瓦職人、藤本勝巳さんの長男、康祐さん(57)と、孫の修悟さん(29)が半年かけて復元した。天守閣近くの通路で、つり上げを見守った康祐さんは「造り直すことができ、父も安心していると感じる。復興に向かって歩んでいる道しるべになってほしい」と語った。

 熊本市は「復興のシンボル」として、天守閣の復旧を急ぐ。大天守の外観を平成31年秋ごろまでに、高さ約20メートルの小天守も含めた天守閣全体を33年春ごろまでに、それぞれ復旧させたい考え。

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