PR

地方 地方

東日本大震災7年…毎年キャンプで自然体験、被災した子供癒やす 滋賀

Messenger

 東日本大震災をきっかけに、東北や関東の子供らを高島市内などに招き、野山の散策など自然体験をしてもらう「びわこ1・2・3キャンプ」が4日、12日間の日程を終えて終了した。市民の有志が始めて7年目。初回から毎年訪れている生徒もおり、参加者にとって「第二の故郷」として根付いている。

 キャンプは震災翌年の平成24年に開始。目いっぱい遊べる場所を提供しようと、無農薬野菜などの販売を手がける野洲市内の会社が事務局となり、市民有志で実行委員会をつくって企画した。

 高島市マキノ町新保の白藤学園マキノ研修センターを拠点に春休みと夏休みに開催。これまでに延べ600人以上を迎えてきた。参加費は1人1万円で、経費の大半は企業や県の助成金などでまかなっている。期間中に消費するコメ約240キロは、県内の協力農家からほぼ全量の提供を受けた。

 今回は福島県を中心に小学校1年から高校2年の55人が参加。飯盒(はんごう)炊さんや野山の散策などを楽しんだ。3日夜には「お別れ会」が開かれ、参加者がキャンプの思い出や震災の経験などを語り合う催しもあった。

 初回から毎年参加する福島県いわき市の高校2年、山口緋奈乃さん(16)は「地元でも震災の記憶が薄れ、住民の間に温度差もできているが、後世に経験を引き継ぐ場となった」とし「キャンプで人が助け合う大切さを感じた。第二の故郷、家族です」と話す。

 実行委代表の大津市一里山、藤本真生子さん(61)は「滋賀でのびのびと過ごし、将来にはばたいてほしい」と話している。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ