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内堀知事がトップセールス EUへ「福島のいま」発信 地場産品・食品、手応えも

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 内堀雅雄知事がヨーロッパを訪問し、現地でレセプションを開くなど、トップセールスで県産品のおいしさや安全性、「福島のいま」を発信した。欧州連合(EU)への県産米輸出拡大やデザイナーのコシノジュンコさんと共同開発した伝統工芸品や地場産品の新ブランドの販路開拓で、パリの輸入商社と販売業務で連携することで合意するなど、成果を上げた。(竹中岳彦、パリ 三井美奈)

 内堀知事は3月22~26日の日程で、英仏を訪問。英ロンドンでは、マーク・フィールド・アジア太平洋担当相らと面談。輸入業者との交渉では、EU圏への県産米輸出量を現在の2倍の40トンを目標にして、販路拡大をすることで合意した。仏パリでも、副市長のパトリック・クルマン氏らと会い、東日本大震災への支援に感謝を伝えるとともに、復興に向けて挑戦を続ける「福島のいま」を発信した。

 さらに「ふくしまプライド。」と銘打ち、県産品のおいしさや安全性をPRするため、ロンドンとパリでレセプションを開催した。

 パリの会場では、特産品の桃のジュースやドライフルーツ、あんぽ柿の試食会が行われ、県産米「天のつぶ」の試食用サンプルが配布された。

 来場したパリ在住の公務員、オレリアン・ププノさん(29)は「フクシマというと、やはり原発事故を思い出す。欧州はチェルノブイリ原発事故の被害を受けたので『怖い』という思いはぬぐえない。それでも、日本の信頼できる検査機関が『放射能汚染はない』と確認したのなら、米は家でピラフにする。食べることで被災地を支援したい」と話した。

 内堀知事は「農産物への反応は非常によく、おいしいと言ってもらえた。安全データを積み重ね、EU市場で販路の拡大を進めたい」と力を込めた。

 また、帰国後の記者会見で、風評被害について「訪問したことで払拭されたとはならない。(イベントが中止となった)タイのヒラメ問題もある。一定の理解は得ているが、その逆の動きもある。危機意識をしっかり頭に置き、さまざまな施策を展開しなければいけないと思う」と、粘り強い対応を続ける考えを改めて示した。

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