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大分「坊ガツル」で野焼き

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 大分県南西部に位置するくじゅう連山の湿原「坊ガツル」(同県竹田市)で31日、春恒例の野焼きがあった。5月には、焼け跡に新芽が生え、鮮やかな緑に包まれる。

 ボランティアら125人が参加した。風向きに気をつけて火を付けると、山に囲まれた盆地状の湿原に、炎が少しずつ広がった。

 野焼きは新芽の発育を促し、病害虫の発生も防ぐ。草原や湿原の維持に欠かせない。坊ガツルでは、野焼きをしていた畜産業者の減少で昭和40年代に中断し、低木が茂るようになった。

 湿原の美しい風景を蘇らせようと、地元自治体や地域住民、九州電力大分支社などでつくる実行委員会が平成12年に復活させた。こうした活動もあり、坊ガツルは17年、国際的に重要な湿地として、近くにあるタデ原湿原とともにラムサール条約に登録された。

 実行委員会会長で、近くの法華院温泉山荘を経営する弘蔵岳久氏は「全国的に野焼きは少なくなっているが、坊ガツルの野焼きは九電を主体に、若い人に継承できた。5月の連休明けに広がる新緑をぜひ楽しんでほしい」と語った。

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