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【センバツ】創成館、土壇場で力

【創成館-智弁学園】先発で好投した創成館・七俵=甲子園球場
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 第90回選抜高校野球大会第8日の30日、創成館は第3試合で智弁学園(奈良)と対戦した。序盤で先制を許し、八回まで無得点。しかし、九回の土壇場で同点に追いつき、延長十回に3番・松山が本塁打を放ってサヨナラ勝ちを決めた。創成館は大会第10日の第2試合で智弁和歌山(和歌山)と対戦する。

 ◎…創成館は三回に適時打を決められ1点を先制されたものの、先発の七俵がテンポの良い投球で健闘。七俵の母、薫さん(44)は「『支えてくれた人に恩返しできるようなプレーがしたい』と本人は話していた。今までの練習の成果をすべて出せるように祈っている」とグラウンドの息子を見守る。

 2番・藤の弟、稀琉(きりゅう)君(9)は野球部員の中に混じって応援し、「お兄ちゃんが甲子園に出ているのはうれしい。すごいプレーで勝ってほしい」と笑顔を見せた。

 ◎…四回からは投手が酒井に交代し、安定したピッチングを見せる。打線は得点圏に走者を進め、好機も作るがなかなか、得点につなげられない。チアリーディング部の光本琴史(ことり)部長(17)は「強豪相手だが負けないようにがんばってほしい。私たちも全力で応援する」と表情を引き締める。

 ◎…緊迫した投手戦が続き、創成館は無得点のまま八回を終える。奥田修史校長(46)は「守りのリズムが作れているので、いい感じ。後半の逆転が得意なチームなので、勝つと信じている」と期待を込める。その思いが通じたのか九回、連打と犠飛で一死二、三塁の好機が訪れる。ここで7番・平松の打球を相手が落とし、三走が生還して同点に追いつき、今大会初の延長戦へ。

 そして迎えた十回。2死走者なしから、3番・松山が快音を響かせた。中越え本塁打で劇的なサヨナラ勝ち。アルプス席の応援団は拳を突き上げてジャンプしたり抱き合ったりして喜びを爆発させた。勝利の瞬間、球場全体は割れんばかりの大歓声に包まれた。

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