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福島県警、異例の警備隊編成式 若手中心に引き締め

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福島県警、異例の警備隊編成式 若手中心に引き締め

 県警は災害対策課に所属する20代の若手警察官を中心に構成する「警備隊」の編成式を行い、69人の隊員が部隊や車両による行進を披露した。警備隊の編成式は極めて異例。同課ではパワーハラスメントが相次いでおり、「(隊員らの)引き締めを図る」(県警幹部)狙いもあるという。

 式典では部隊行進などを視閲した松本裕之本部長が「有事を想定して訓練し、練度を高めてほしい。一人一人が規律を守り、風通しの良い職場づくりをしてもらいたい」と訓示した。

 同隊は昭和44年4月に発足。東日本大震災後の平成24年に新設された災害対策課に編入された。福島、郡山、いわきの各市に部隊を配置し、災害時の現場対応や東京電力福島第1原発や大規模行事の警備などに当たっていた。しかし、パワハラ問題が次々と判明したことを重視。組織編成を根本的に見直すとともに、部隊を効率的に運用するため、福島市に全隊員を集中させることにした。今後も機動隊とともに、警備活動に従事する。

 災害対策課では、部下の頭にあんかけ料理のあんをかけた30代の男性警部補が昨年6月、停職3カ月の懲戒処分を受けたほか、今年1月には、部下を殴打するなどした20代男性巡査部長が暴行罪で罰金刑を受け、部下の裸の写真を職場に貼るなどした30代男性警部補が減給3カ月の懲戒処分を受けていた。