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大分市、小中教職員へ携帯貸与 緊急時、迅速に一斉連絡

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大分市、小中教職員へ携帯貸与 緊急時、迅速に一斉連絡

 大分市教育委員会は、市立小中学校82校の全教職員約2400人を対象に公用携帯電話の貸与を8月から始めると明らかにした。不審者の侵入や事故時に、携帯電話に一斉連絡できるようにし、迅速に対応するのが狙い。昨年3月に同県宇佐市のこども園に刃物を持った男が侵入した事件がきっかけとなった。

 市教委によると、人口20万人以上の自治体では初の取り組み。

 市教委はこれまで、平成13年に大阪府池田市の小学校で起きた校内児童殺傷事件を受け、携行式と教室内に設置した警報装置を導入したが、老朽化し維持が難しくなっていた。

 携帯電話導入の年間費用はリース料や通話料などを含め約4300万円を見込む。校内の固定電話を使った通話料約1100万円の削減も期待できるとしている。市教委の担当者は「職員室に戻らずに現場からすぐに助けを求めることができ、従来の警報装置よりも柔軟な対応ができる」と話した。