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市史別編1「松江城」発刊 執筆者ら記念シンポ

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 松江城の調査研究成果をまとめた松江市の市史別編1「松江城」が、発刊された。これに合わせて、記念シンポジウムが同市総合文化センターで開かれ、執筆陣の一人で城郭研究者の中井均・滋賀県立大教授の基調講演や、執筆者らによるパネルディスカッションが行われた。

 中井氏は、編纂(へんさん)作業などを通じて得られた知見を基に、松江城の姿が変容していった可能性などを指摘。また、「国宝の天守があるまち」として住民が誇りと自信を持つよう促した。

 パネルディスカッションには、中井氏や建築分野を手がけた和田嘉宥・米子高専名誉教授(建築史)、城下町の造成などについてまとめた河原荘一郎・松江高専教授(地盤工学)が参加。和田氏は「昭和時代に行われた修理で詳しい図面が残されており、この辺りも今後掘り下げていく必要がある」とした。

◇ 

 発行された松江市史別編1「松江城」は、本編と資料編で構成。本編では築城に至る経緯や城の特徴、使用された部材、近代以降の城と人々との関わりなどさまざまな角度から詳説し、関連する絵図や文献史料、写真などを資料編に多数掲載している。

 市史料編纂課は「現時点での松江城研究の到達点」とPR。A4判、約千ページで1部7千円。500部を発行し、市史取扱店で販売しているほか、発送も。問い合わせは同課(電)0852・55・5388。

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