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民間の月面開発ベース技術に 探査車、鳥取砂丘で走行試験

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 国際コンテストに参加し民間月面探査を目指してきた日本チーム「HAKUTO(ハクト)」が、月面探査車「SORATO(ソラト)」の走行試験などを鳥取砂丘(鳥取市)で始め、26日、報道陣に公開した。

 ハクトは、米Xプライズ財団による民間だけで月面探査を最初に成し遂げるコンテストに参加し、ソラト開発などをしてきた。しかし、ソラトを月に送るインドのロケットの打ち上げのめどが立たず、今年1月、コンテスト期限の3月末までの探査断念を表明。他の参加チームも期限内の探査が困難で、コンテストは勝者なしで終了となった。

 試験はソラトのソフト開発を完了させておき、次世代の宇宙機開発につなげようと実施。鳥取砂丘を月面に見立て、地上局からソラトに走行や撮影の指示を送信。送られてきた画像から地面の状況を判断し、走行させる試験を繰り返した。

 ハクトを運営する宇宙開発ベンチャー「ispace(アイスペース)」(東京)は、月着陸船を開発して、2019~20年に月を周回したり月面に着陸したりする計画を進めている。ソラト開発などで培った技術は「アイスペースとして月面開発する際のベース技術になる」(袴田武史社長)としている。

 鳥取砂丘でのソラトの試験は30日までを予定している。

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