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【センバツ】花巻東、好機ガッチリ 強打の東邦振り切る

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 第90回選抜高校野球大会4日目の26日、第3試合に登場した花巻東は東邦(愛知)と対戦。先発・田中がチェンジアップで相手打線を手玉にとり、バットでも3打点を挙げるなど投打にわたる活躍をみせ、優勝候補の一角を下した。花巻東は3回戦に進み、大会第9日に彦根東(滋賀)と慶応(神奈川)の勝者と対戦する。(花輪理徳)

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 ◎…田中は変化球主体の丁寧な投球で相手の強力打線を三回まで1安打に抑える。攻撃では一回、1番・菅野が死球を受けて出塁。相手投手の暴投などで1死一、三塁とし、4番・紺野の遊ゴロに失策が絡み、菅野が生還、無安打で先制する。四回には好投を続ける田中が右前2点適時打を放ち、自らのバットでチームに勢いをつけた。序盤から投打にわたる活躍を見せる田中の母、昭子さん(50)は「感無量。甲子園の雰囲気をプラスにして頑張ってほしい」と笑顔を見せた。

 ◎…六回には1死一、二塁の好機を演出するが、8番・田中の中飛で、飛び出していた二走の中村が帰塁できずに併殺となる場面も。野球部で応援団長の照井汰槙さん(17)は「今までやってきたことを信じればもっとのびのびプレーできるはず」とグラウンドでプレーする仲間を見守る。七回と八回には1点ずつを加え、紫と黄の2色のメガホンを手にした野球部員らがスタンドで跳びはね、歓声を上げた。

 ◎…4点リードで迎えた九回、相手打線が粘りをみせる。ここまで効果的な変化球で相手の強打者たちのタイミングを外して好投していた田中だったが「握力がなくなってきた」と、2長短打を浴びるなどして、2点差にまで詰め寄られる。スタンドからは「頑張れー」と悲鳴に似た声が飛ぶ。マウンド上の田中は「点差もあって、思った以上に冷静になれた」と気を持ち直し、後続を断ち切り、チームを勝利に導いた。チアリーダーの駿河海来さん(17)は「九回は相手の応援で球場が一体になるような空気があったが、のまれずに勝ちきった選手たちはすごい」と満面の笑みを見せた。

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 ○花巻東・佐々木洋監督「先発の田中が粘り強く投げてくれた。打線は課題もあったが、少ないチャンスをものにできた」

 ○花巻東・菅原颯太主将「目標の日本一に向けた大きな一歩になった。流れの中で得点できてよかった。打撃面は欲しい場面で一本出せるよう調整したい」

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