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映像で久留倍官衙遺跡を解説 「くるべ古代歴史館」オープン 三重

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 古代史解明のための重要な遺跡として四日市市が歴史公園として整備を進めている国史跡「久留倍官衙(くるべかんが)遺跡」(大矢知町)に25日、ガイダンス施設「くるべ古代歴史館」がオープン。森智広市長らによるテープカットに続いて一般公開され、メインの学習展示室に大勢の人が訪れた。

 同遺跡は国道1号北勢バイパス建設に伴う発掘調査で見つかり、7世紀後半~9世紀末に3期にわたって造営された古代朝明(あさけ)郡の役所と推定。天武天皇と大友皇子が争った「壬申(じんしん)の乱」や「聖武天皇の東国行幸」とも関係が深いことが分かってきている。

 学習展示室では、古代の役人が使用した硯(すずり)などの遺物展示のほか、伊勢湾を一望した当時の風景や壬申の乱の様子など10枚のイメージ画を用いながら、古代文献の記述と遺跡の関係を解説。4種類の映像や3期それぞれの遺構の模型もあり、古代朝明郡の様子や遺跡の変遷が理解できる。

 イメージ画や模型は市社会教育課の職員が手がけたといい、同課の川崎志乃さんは「小学生にも分かってもらえるように工夫をしました」と話していた。

 奈良大学の上野誠教授による開館記念講演会「歴史と歌と-久留倍の里から」が4月21日午後1時から、同市下之宮町のあさけプラザで開催される。問い合わせは同館(電)059・365・2277。

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