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熊本地震2年 被災の崇城大学に新施設 改修で「学内留学」体感

完成した英語学習施設「SILC」の内部。4月から開放される=熊本市西区の崇城大
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 熊本地震(平成28年4月)で被災した崇城大学(熊本市西区、中山峰男学長)の新しい英語学習施設「SILC(シルク)」が完成した。4月にリニューアルオープンし、新入生らを出迎える。「学内留学」を体感できるチャンスに、これまで以上に恵まれた施設として戻ってきた。(南九州支局 谷田智恒)

 シルクは、世界に通用する人材を熊本から輩出する目的で、22年4月に開設した。

 だが、一連の地震で被災し、建物の安全性が確保できなくなり、学生たちの学習環境は一変した。この2年間は学内の別の教室で分散しながら勉強し、英語教育を受けている。外国人講師17人が生きた英語を教えるため、教壇に立つ。

 シルクは新しく建て替えた4階建ての校舎に入る。1階にはガラス張りでおしゃれなカフェを併設した。

 これまでよりも天井が高く、開放的で、英会話も自然と弾む空間に仕上がった。

 校舎内には、学生が自分にあった学習を自主的に選択できるセンター「SALC(サルク)」もできた。

 発音を練習できるブースなど、学生一人一人のレベルに応じた英語を学べる空間が広がる。外国人講師とマンツーマンで、気軽に会話できるラウンジもある。

 今月20日にはシルクの竣工(しゅんこう)式と内覧会が開かれた。大学の関係者ら約50人が神事に参加し、新しい学舎の飛躍を祈った。

 中山学長は「4月から新しい校舎で授業が再開できるのはうれしい。学生には大いに活用し、グローバルに活躍できる人材になってほしい」とあいさつした。

 シルクのセンター長、ジョン・ロウベリィ教授は「私たちが懸命に英語教育や研究に励むのが、被災からの復旧・復興でお世話になった方々への一番の恩返し。学生らのためにも全力で頑張る」と約束した。

 学生らも4月を待ちわびる。工学部1年、野崎奏哉さんは「大学の特長でもあり、新しい施設で学べると思うと、とてもワクワクしています」と語った。

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