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老朽化の滋賀県体育文化館、4月解体 見学の市民ら武徳殿に最後のお別れ

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 来月から解体が始まる武道場「県体育文化館(旧武徳殿(ぶとくでん))」(大津市京町)の最後の見学会が25日行われ、集まった市民ら約600人は内部の道場を見学したり写真を撮ったりしながら別れを惜しんでいた。

 武徳殿は、戦前に武術振興をはかるため設立された「大日本武徳会」の道場として昭和12年に建設。入り母屋造りの屋根などが特徴で、柔道と剣道の練習や試合に使われきた。

 耐震基準の問題などから閉鎖。県は平成30年度に解体し、跡地に県医師会や県看護協会などが入る医療福祉拠点を整備する予定という。

 この日の見学会は、解体前に武徳殿の雄姿を一目見ておこうと市民有志が企画。大津柔道協会の幼稚園から中学生までの選手ら20人も柔道着姿で参加し、広い道場を見渡しながら、歴史を感じ取っていた。

 10歳から武徳殿で練習を積んだという同協会の宮部博文会長(68)=大津市本宮=は、「県の武道家の聖地でもあり寂しい。ここで培われた先人らの思いを胸に、今後も柔道を普及させたい」と話していた。

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