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ふるさと納税で老朽「沈下橋」修復 高知・四万十川

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 高知県西部を流れる「日本最後の清流」四万十川に架かる沈下橋が、老朽化により相次いで通行止めとなっている。管理する四万十市が昨年12月中旬からふるさと納税の使い道に修復を加えたところ、今年2月までの2カ月半で3499件(約7240万円)もの寄付が集まった。

 同市企画広報課の田能浩二課長は「観光で訪れ、愛着を持った人たちからの応援ではないか。沈下橋がある癒やしの風景を守るため、さらなる支援をお願いしたい」と話し、今後は、インターネットを通じて資金を募る「クラウドファンディング」も検討するという。

 沈下橋は増水で川に沈むよう設計され、流木などが当たらないよう欄干がない。市が管理する沈下橋は20本で、うち四万十川本流に架かるのは9本。国の重要文化的景観に選ばれているが、完成からは40~60年が経過し、老朽化が進む。

 昨年11月、観光スポットとして人気の「岩間沈下橋」(全長120メートル)の橋脚1本が沈み込み、橋の路面がV字に折れ曲がった。金属製橋脚に大きな穴が開いてつぶれたのが原因で、市が点検すると、複数の橋で同様の劣化を確認。岩間を含む計3本が通行止め、1本が重量規制となっている。

 沈下橋は住民の生活道でもあり、林業で切り出した木材を運ぶトラックが通行できないなどの影響も出ているが、4本の完全な修復には10億円以上かかる可能性もあり、国の補助金を合わせても不足するという。

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