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3月の宮城のガンカモ類生息数、過去最多12万3643羽

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 県が行ったガンカモ類生息調査で、県内のガン類・ハクチョウ類・カモ類が計12万3643羽確認された。県では昭和47年度から生息調査を年3回実施しており、3月分では、平成24年度(25年3月)の11万8876羽を抜いて過去最多となった。専門家によると、20日の時点ではすでに多くが北方に渡ったという。

 調査は今月8日、県内のガン、ハクチョウ、カモなどの飛来地約500カ所で県職員や県自然保護員、日本雁を保護する会の会員ら103人で実施。生息調査は毎年11、1、3月のほぼ同時期に行われている。

 今回の調査結果ではカモ類が特に多く確認されており、過去最多の4万5341羽(23年度)を超える7万975羽を確認。ガン類は過去2番目に多い4万9321羽、ハクチョウ類は過去22番目の3347羽だった。昨年3月に比べてガン、ハクチョウ、カモ類はそれぞれ約3万4千羽、約3千羽、約5万1千羽多い。

 主な確認地は、ガン類では伊豆沼・内沼(登米市・栗原市)が最も多く、2万9038羽。昨年同期2372羽の10倍以上だった。蕪栗沼(大崎市)は1万5971羽(昨年同期は1万1299羽)。

 ハクチョウ類は昨年同期に確認されなかった江合川(大崎市)で755羽、昨年1羽だけみられた花山ダム(栗原市)では今回567羽だった。

 カモ類は化女(けじょ)沼(大崎市)で3万8831羽が確認され、昨年同期(604羽)の60倍以上。県自然保護課の担当者は「沼全体をカモが覆うような状態で、沼表面がカモの羽の色で染まっていたと報告を受けた」という。伊豆沼・内沼にいたのは8549羽だった(昨年同期は2233羽)。

 同課では「寒波の影響で北帰行が遅れていたと思われる」と分析。「宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター」によると、伊豆沼・内沼では、ガン、カモ類は今月10日頃から次々と北に渡り去っており、20日の時点ではガン類はほぼ残っていない状態。カモ類は一部残っており、「今の時期としては、例年より少し多い方」(同センターの職員、高橋佑亮さん)と話している。

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