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筆供養や書道上達祈願 奈良・菅原天満宮で「筆まつり」

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 伝統工芸品の奈良筆を供養する「奈良筆まつり」が21日、菅原道真ゆかりの菅原天満宮(奈良市)で開かれ、使い古した筆を持参した参拝者らでにぎわった。

 奈良筆まつりは、奈良筆に毛が使われる動物の供養や書道の普及を目的に、奈良筆の製造・販売業者らでつくる奈良毛筆協同組合が毎年開催している。

 まつりでは、県立桜井高校の書道部員が「大字書き」を披露。横2・4メートル、縦80センチの画仙紙に、「書の伝統が末永く続くように」という思いを込めて、草書や楷書(かしょ)など5つの書体で「南山寿(なんざんじゅ)」と書き、2・4メートル四方の画仙紙には世の中の平和を願い「鳳舞(ほうぶ)」の文字を揮毫(きごう)した。

 同校1年の伴野光弥(みつみ)さん(16)は「ひとつ書き上げるごとに拍手をもらえてうれしかった」と話した。

 また境内では毛筆の祖とされる古代中国・秦王朝の蒙恬(もうてん)将軍の偉業をたたえる神事のほか、書道の上達を願って一文字を書く「一字書き」や使用済みの筆の供養、筆作り体験なども行われた。

 一字書きに挑戦し「楽」の文字を書いた奈良市の小学2年生、林ほのかさん(8)は「少し難しい漢字を書いた。習字が上手になりたいと思いました」と話していた。

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