PR

地方 地方

LRT、国交省が工事認可 宇都宮市長、月内着工に意欲

Messenger

 宇都宮市と芳賀町が進める次世代型路面電車(LRT)の整備計画で20日、軌道敷設の工事が国土交通省から認可された。佐藤栄一市長は同日、記者会見に臨み、「実現に向けた大きな一歩」と、月内着工に意欲を示した。(斎藤有美)

                   ◇

 工事の認可を受けたのはJR宇都宮駅東口から芳賀町下高根沢の芳賀・高根沢工業団地の14・6キロ。総事業費は458億円。平成34年3月の開業を目指す。同駅西側にも延伸する計画があるが、東側を優先して整備する。既存の鉄道軌道を利用したLRTの整備はあるが、全線を新設する計画は全国初となる。

 工事認可を受けて、佐藤市長は会見を開き、芳賀町の上野哲男副町長と運営会社の第三セクター「宇都宮ライトレール」の高井徹社長が同席。着工時期について佐藤市長は「できるところからすみやかに着工したい。今月内にできれば着工したい。(これまで掲げてきた年度内着工は)事業の手続きの開始ではなく、あくまで工事の開始を目指すことに変わりない」と説明した。

 今後、34年の開業に向けて用地取得に取り組み、鬼怒川橋梁(きょうりょう)工事や車両基地建設工事などを進めていく。佐藤市長は「全国からも注目を集める全線新設によるLRT事業の整備のスタート地点に立った」としている。

 計画は約30年前から「新交通システム」として提唱され、時間をかけて議論されてきた。佐藤市長は「LRTの建設だけでなく、これから50年、100年持続できるまちのあり方について考えられてきたことはよかった」と胸を張った。

 県も22日付で必要となる都市計画事業を認可する予定。福田富一知事は「両市町が目指すまちづくりに大きく寄与するとともに『選ばれるとちぎ』の実現に大きな推進力ともなるLRT事業の成功に向け、着実に事業を進めてもらいたい」とコメントした。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ