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新宮「浮島の森」浮かせる泥炭出現 昨秋の台風ではがれ水面に サンプルを展示

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 新宮市街地にある国の天然記念物「浮島の森」を浮かせている「泥炭(でいたん)」の一部が、水面に浮き上がって現れた。昨秋の台風による増水で水中の泥炭がはがれたものらしく、管理事務所は貴重なサンプルとして初展示している。

 浮島の森は、沼池に浮かぶ泥炭でできた島(面積約5千平方メートル)で、寒暖の植物が混生。植物の遺骸が十分に分解されずに堆積して「泥炭マット」状の浮遊体ができ、島が形成されたとされている。昭和20年代までは強風で島全体が動くこともあったというが、現在は座礁している状態という。

 泥炭は管理事務所で一部を小さな水槽に浮かべて展示。押し沈めてもすぐに浮かび上がる「浮く力」がよくわかる。浮上した泥炭を見つけた熊野自然保護連絡協議会の瀧野秀二副会長は「泥炭には(湿地に生える多年草の)カサスゲの根も残っている。間近に見て触れてもらえれば」と話している。問い合わせは管理事務所(電)0735・21・0474。

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