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最後の卒業式 19人巣立ち 名取・閖上小 間借り校舎で7年間

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 東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた名取市立閖上小学校の卒業式が16日、震災後校舎を間借りしてきた同市立不二が丘小学校で開かれた。一貫校の閖上小中学校が今年4月に開校されるため、同校にとって不二が丘小で行う最後の卒業式となった。

 同校は震災直後の平成23年4月から不二が丘小の校舎を間借りしてきた。式には卒業生の1学級、19人を送り出すために、在校生35人と、保護者ら約30人が出席した。

 卒業証書授与では卒業生一人一人が大きな声で目標や感謝の言葉を述べた。

 「中学に行っても勉強や部活を頑張る」「今まで支えてくれてありがとう」といった声があった。校歌斉唱の際には涙ぐむ児童や保護者の姿も見られた。

 式を終えて、5年のときに仙台市内の学校から転校してきたという大友昴瑠(すばる)さん(12)は「閖上小のみんなが優しく、楽しい学校生活だった。進学する一貫校の閖上中では新しい友達をたくさん作って、みんなと仲良くなりたい」と話した。

 同じく閖上中に進学するという伊藤条さん(12)は「不二が丘小で卒業式を迎えた最後の卒業生というのは光栄。山形県での修学旅行が一番の思い出だ。中学では難しくなる勉強を頑張って、部活は卓球部に入りたい」と話した。

 式後にはスマートフォンで記念撮影をする児童の姿も。様子を見守っていた担任の菅原さとみさん(50)は「卒業証書授与で述べた児童一人一人の言葉が印象的な場面で、成長を感じた。中学に行っても、この場所でつけた力に自信を持って頑張ってほしい」と語った。

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