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飯舘村、元村民や応援者にカード ふるさと住民票開始 福島

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 飯舘村は10日、村に住民登録のない元村民や、村を応援する村外の人などが申請すれば“住民”として一定の公共サービスを提供する「ふるさと住民票」を導入すると発表した。村づくりに関わる人(関係人口)を増やす狙いがあり、東北6県では初の試み。12日から村役場とホームページで申請を受け付ける。

 制度導入の発表とともに行われた「住民カード」第1号の交付式には、東京電力福島第1原発事故のため村から福島市に移転した佐藤道子さん(70)、1カ月の半分を村で暮らし、村の復興アドバイザーを務める原子力規制委員会の前委員長、田中俊一さん(73)、住民カードのデザインを手掛けたイラストレーター、わたせせいぞうさん(73)らが出席。佐藤さんは「これからも愛される村であってほしい」と笑顔を見せ、田中さんは「飯舘村を楽しむために活用したい」と話した。

 村によると、郷土料理づくりや空き家を活用した最大1年程度の生活体験、復興政策の検討会議に出席できる「一日村長」などのサービスを予定している。

 「ふるさと住民票」は、原発事故後に同村の菅野典雄村長が避難を余儀なくされた村民のため、複数の自治体で住民登録できるように、国に提案したことがきっかけになった。国は制度を認めなかったが、民間のシンクタンク「構想日本」が仕組みを提唱。菅野村長も呼び掛け人に名を連ねており、これまでに鳥取県日野町や香川県三豊市などが導入している。

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