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拉致描いたアニメ「めぐみ」、行橋市内の公立全クラスで視聴

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 北朝鮮に拉致された横田めぐみさん(53)=拉致当時(13)=を描いたドキュメンタリーアニメ「めぐみ」について、福岡県行橋市のすべての公立小・中学校(17校)の全137クラスで上映され、児童・生徒が視聴したことが6日、分かった。同市の笹山忠則教育長が市議会で明らかにした。

 内閣官房拉致問題対策本部によると、自治体単位で公立小中学校全クラスでの上映が確認されたのは、初めてという。

 アニメ「めぐみ」は、拉致被害者家族の苦悩や、救出活動を描く。拉致事件を周知しようと平成20年、同本部が作成、全国の小中学校や高校など3万7256校に上映用DVDを配布した。

 だが、教育現場での上映は進まなかった。昨年12月の集計で「児童らが視聴した」と回答したのは7・7%(2881校)にとどまった。行橋市教育長の笹山氏も昨年12月の市議会で「(校内での上映によって)いじめの懸念を排除できない」と発言していた。笹山氏は、発言を撤回し、市も全校で拉致問題の学習を行うことを決めていた。

 拉致問題をめぐっては、特に若年層の関心低下が顕著となっている。

 政府は教育現場での啓発活動を強化しようと、教員を対象にした指導法の研修費などとして、30年度当初予算案に1500万円を計上した。

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